松本雅弘牧師の日々のみことば

月曜から金曜の毎朝、高座教会の牧師からメッセージをお届けします

カンバーランド長老キリスト教会高座教会の松本雅弘牧師が毎朝配信しているメール「日々のみことば」のサイトです。

今朝のみことば

取引する心

「そして、人々に教えて言われた。『こう書いてあるではないか。「わたしの家は、すべての国の人の祈りの家と呼ばれるべきである。」。ところが、あなたたちは、それを強盗の巣にしてしまった。』」(マルコ11:17)

 イエスさまがエルサレムに来ると、そこに大きな神殿がありました。ほかのどの建物よりも大きくて美しいものでした。でも外見の美しさとは反対に内部はごったがえすようにして、たくさんのお店が並んでいました。
 その様子をご覧になったイエスさまは、人が変わったように激しく感情を剥むき出しにされました。「宮清め」です。
 何故、そのように怒られたのでしょうか? それは本来、礼拝のための場所がお金もうけのために利用されていたからです。
実際、境内では、礼拝に来る人の弱みに付け込むような仕方で商売がされ、金儲けがされていました。傷ついた供え物を捧げることが出来なかったので、人々は供え物の動物を、求められた額で買わされたのです。
しかもこうした商売を祭司たちも容認していました。

 この時イエスさまが必死になって本来「祈りの家」であるべき神殿から追い払おうとしたもの、それは「取引する心」でした。
 「取引する心」とは、持ち物や能力と引き換えに、神の恵みを得よう、また得られるとする心です。「神さまの赦しと両替しようとする心」でした。
つまり神さまの恵みをあたかも自分の手で自由に操作することが出来ると勘違いする、私たちの高慢な心です。イエスさまはそうした心を追放しようとされたのです。

 例年ですと今日から金曜日まで、礼拝堂で受難週祈祷会が行われます。でも今年は感染症拡大対策で、残念ながら集うことはできません。HPからその日の説教を聴くことができます。ぜひお聴きください。
今週はあなたの居るその場所で御言葉に耳を傾け、主のご受難を覚え、祈る時間を持っていただけたらと願います。

いってらっしゃい。

牧師 松本雅弘