松本雅弘牧師の日々のみことば

月曜から金曜の毎朝、高座教会の牧師からメッセージをお届けします

カンバーランド長老キリスト教会高座教会の松本雅弘牧師が毎朝配信しているメール「日々のみことば」のサイトです。

今朝のみことば

人生の畳み方

「生涯の日を正しく数えるように教えてください。知恵ある心を得ることができますように。」(詩編90:12)

 前にクリスチャン作家の曽野綾子さんが書いた『自分の始末』という題名の本が紹介されていました。その中で曽野さんは「人生の畳み方」について書いているそうです。
「人生の始末」といい「人生の畳み方」といい、なかなか洒落た表現だと思いませんか?!

 人は死を意識したとき、あるいは、どう努力しても老化に抗しきれないことに気づいたとき、人生の目標を外から内に向け始めるのだそうです。そうした時、初めて、自分にとって一番何が大切かに気づくものだそうです。
 今までは他人からの称賛の言葉、地位や肩書、そして財産や持ち物等が大きな魅力だったかもしれない。でも仮に「明日で終わり」と宣告されたとするならば、今まで魅力的だったほとんどのものが、急に色あせてしまうことでしょう。
 実は、詩編の記者もまさにそうした人生のはかなさを経験したので、命の源であり導き手である神さまに向かって祈りを捧げました。
「生涯の日を正しく数えるように教えてください。知恵ある心を得ることができますように。」

 ところで、聖書は、こうした私たちに祈りに対する具体的な「人生の畳み方」について教えています。それは「礼拝に生きる」という「畳み方」です。
 クリスチャンはいつ訪れてくるとも分からない「死」に備えるために、日曜日ごとに礼拝に集います。そして礼拝に出席するためには、会社から持ち帰った仕事、あるいは遊びや家事、勉強を一度中断しなければ不可能です。
そうした、日曜日ごとに礼拝に集う「小さな週ごとの中断」を重ねながら、いつの日か必ずやってくる「死(召天)」という神さまによる「決定的な中断」に備えるようにと、聖書は私たちに教えているのです。
 詩編の祈りを、あなたの祈りにしてくださいね。

 いってらっしゃい。

 牧師 松本雅弘