「あなたを避けどころとする者は皆、喜び祝い/とこしえに喜び歌います。御名を愛する者はあなたに守られ/あなたによって喜び誇ります。
主よ、あなたは従う人を祝福し/御旨のままに、盾となってお守りくださいます。」(詩編5:12−13)
御名を愛する者を守ると約束された神さまは、その約束を、聖書を通して私たちに知らせてくださいます。
また、神の御子イエス・キリストのご人格とその働きを通して、はっきりご自身を示してくださるのです。
私たちのために、最善をなしてくださる神さまを、私たちは、礼拝と日々の御言葉、祈りを通して知ることができるのです。
私たちが親であれば、日々、子どもたちのことを心配するように、天の父なる神さまは、神さまに頼り、御言葉を避けどころとする私たちのことをいつも心配してくださるのです。
全知全能の神さまがその御目をもって私たちをご覧になって、一番よいものを私たちに与えたい、と願っておられるというのです。神さまは常に私たちのベストを願っておられます。
私たちのことをいつも心配してくれる確かな人がいたならば、私たちはそれだけでどれほど心強いことでしょう。
「御旨のままに、盾となってお守りくださいます。」と、ダビデが歌っているように、敵であるサタンが放つ矢から、私たちを具体的にお守りくださるというのです。
神さまは、親身になって心配してくださるだけでなく、私を助ける強い意志と力を持って、具体的に救い出してくださるのです。
神さまはそういう方です。ダビデはこの詩編の中で、「喜び祝い」、「喜び歌い」、「喜び誇ります」と、その喜びを繰り返し歌っています。
私たちの信仰生活も、そのお方を知って、信頼しつづけることからすべてが始まるのです。
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘