松本雅弘牧師の日々のみことば

月曜から金曜の毎朝、高座教会の牧師からメッセージをお届けします

あなたはキリストの僕です

「こんなことを言って、今わたしは人に取り入ろうとしているのでしょうか。それとも、神に取り入ろうとしているのでしょうか。
あるいは、何とかして人の気に入ろうとあくせくしているのでしょうか。もし、今なお人の気に入ろうとしているなら、わたしはキリストの僕ではありません。」
(ガラテヤ1:10)

 英語に「ジョーンズさんの家族に負けるな(Keep up with the Joneses)」という表現があります。意味は、「見栄を張り合う」というものです。
会社の同僚が先に昇進するのを見て落ち込んだ経験はないでしょうか? わが子が苦闘している中、知り合いのお子さんが志望校に見事合格したことを知り、複雑な思いにさせられるという経験はないでしょうか?
 現実はこうしたことが多いように思います。では、人をうらやんだり、人と比べて優越感と劣等感の間を行ったり来たりする生き方から解放されるために、クリスチャンはどのように生きたらよいのでしょうか?

 答えは、聖書が教える価値観に立つということです。

 結局?最終的に良し悪しを判断するのは誰なのでしょうか? 会社の上司でしょうか? 友人でしょうか? 日に日に移り変わる世間の常識でしょうか?
 そうではありません。最終的に判断されるお方は、永遠に変わることのない神さまなのです。

 パウロは言いました。「わたしは人に取り入ろうとしているのでしょうか。それとも、神に取り入ろうとしているのでしょうか。あるいは、何とかして人の気に入ろうとあくせくしているのでしょうか。
もし、今なお人の気に入ろうとしているなら、わたしはキリストの僕ではありません。」(ガラテヤ1:10)

 あなたはキリストの僕です。人に取り入るのではなく、神に認められることの方が大事なのです。このことを今日の一日、心に留めて生活してみてください。

 いってらっしゃい。

 牧師 松本雅弘