「神は続けて言われた。『わたしはあなたの父の神である。アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である。』モーセは、神を見ることを恐れて顔を覆った。」
(出エジプト記3:6)
神さまがモーセと出会った時、「わたしはあなたの父の神である。アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である」と自己紹介されました。
これは「わたしは田中太郎の神、木下花子の神、鈴木一郎の神である」と言われたのと同じことです。
アブラハム、イサク、ヤコブを召された神さまが、今度はモーセを招かれたのです。
そして聖書を見ますと、神はモーセ以降も、ダビデやイザヤやエレミヤ、ペトロやパウロを、御業の一端を担う者として召されたのです。
その同じ神さまが、この時代、この地域にあってイエス・キリストの恵みを、地域に住む方々にお伝えする使命に生きるように、あなたやわたしを招かれたのです。
「わたしは○○○○の神である」と、御声をかけてくださる神さまの呼びかけに、ご自分の名前を入れて受けとめてみてください。
「私たち高座教会は、この地域を〈キリストの福音〉で満たし、神の国を実現するために召されています。
〈信仰生活の5つの基本〉を土台に、〈3つのめざすもの〉を柱とし、〈4世代が喜び集う教会〉を建て上げていくことを祈り求めます。」と、私たちは「高座教会ミッションステートメント」を告白しています。
私たちを愛し、私たちを高座教会へと召してくださった神さまに応えて、神さまの願いをわたしの願いとして受けとめて生きる者でありたいと思います。
今日の一日、キリストの恵みと平和がありますように!
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘