「わたしたちが愛するのは、神がまずわたしたちを愛してくださったからです」
(1ヨハネ4:19)
聖書は、「隣人を愛しなさい」と教えています。その聖書の言葉を注意して読むと「自分を愛するように、隣人を愛しなさい」と書かれていることに気づきます。
「自分を大事に出来る人は、隣人をも大事に出来る人です」と聖書は教えるのです。
ところで、あなたはご自分のことがお好きですか? 以前のわたしは自分を好きになれませんでした。人を見ると〈何であの人のようでないのだろう〉と羨ましく思うことがよくありました。
ですから、いつも自分のことばかり気にして、なかなか周囲の人を思いやることが出来ませんでした。
でもイエスさまに出会ったのです。そして、こんなどうしようもない自己中心な者のために、イエスさまが十字架にかかって死んでくださったことを知ったのです。
神さまの愛を知ったのです。それ以来、少しずつ自分の見方に変化が起こりました。
人の見方にも変化が起こりました。そして気持ちが楽になってきたのです。
自分を大切に感じ、隣人を大事に思えるのは、神さまがあなたをそのままで愛してくださっていることを、あなたが実感したからなのです。
ですから、すべてのことは神さまの愛から始まります。この神さまの愛のうちに留まってください。
「わたしたちが愛するのは、神がまずわたしたちを愛してくださったからです」
今日の一日も、健やかに歩まれますように!
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘