松本雅弘牧師の日々のみことば

月曜から金曜の毎朝、高座教会の牧師からメッセージをお届けします

万事を益とされる神さま

「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。」(ローマ8:28)

 イエスさまがお生まれになる7百年以上も昔、ヨナという名の預言者がいました。神さまは彼に敵国アッシリアの首都ニネベに行って宣教活動せよとの命令を与えるのです。
 ところが、ヨナはそれを拒否してしまいます。彼は自分の財産をはたき、ニネべとは正反対の、しかも当時船で行ける最も遠い町タルシシュ行きの切符を求め、逃亡するのです。
 ところが神さまは、こうした行動に出る子どもっぽい性格のヨナを、愛と忍耐をもって主の弟子へとつくり変えていかれました。

 では具体的にはどうされたのでしょう?まず神さまはヨナのために強い風を起こされました。また、お腹を空かせた大魚を用意されました。そしてその魚にヨナを呑み込ませます。
その結果、彼は魚の腹の中に3日3晩閉じ込められるという経験をしたのです。でも、それは彼にとって恵みでした。何故なら否が応でも神さまと直接向き合う状況に追い込まれたからです。
 時として、神さまは「強い風」や「大魚」を用い、予期せぬ仕方で、あなたを導かれるかもしれません。当初ヨナにとって、そうした経験はたいへん辛いものでした。
でも、それによって神さまはヨナを取り扱われ、「信仰の人ヨナ」へと造り変えられていきました。

 今日、あなたが直面する出来事が、神さまの御手に委ねられていく時に、その一見大変に思える出来事も、聖書の教える「万事」の中の1つとなるのです。その出来事さえも神さまによって「益」に変えられるのです。
「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。」
この約束の御言葉を握って、今日の一日過ごしてみましょう。

 いってらっしゃい。

 牧師 松本雅弘