松本雅弘牧師の日々のみことば

月曜から金曜の毎朝、高座教会の牧師からメッセージをお届けします

「こどもの日」に寄せて

「いずれにせよ、あなたがたも、それぞれ、妻を自分のように愛しなさい。妻は夫を敬いなさい。」(エフェソ5:33)

 精神科医の海原純子さんが、『大人の生き方、大人の死に方』という著書の中で、子育てのことについて次のように書いていました。

「自分の生き方は、自分で決めたい。親だからといって子どもの進路を決定してはいけない。とりあえず学歴を、とりあえずいい会社へ、とりあえず高収入の道を、という親の期待が子どもの人生を空虚にすることも多いのだ。
希望しない道に進んで、空虚さを抱える悩みにかかわってきた私としては、親は子どもが本当にしたいことを見つけ、実現できるように手助けしてほしいと思うばかりである。そのためには、まず親自身が納得いく人生を送る必要があるのである。」

 確かに子育てのことを考えると、常に子どもに焦点が当たりますが、実は、その背後に親自身の問題が見え隠れしているのです。

 そうした中、聖書に目を転じますと、子どものことをあれこれ言う前に、まず親である者たちがぶどうの木であるイエスさまにつながり、そして夫婦が互いに愛し合うことを勧めています。
 つまり、母親ができる我が子への最高の貢献は、母親が(子どもの父親である)夫に仕えている姿を、常に子どもに見せていくこと。そして父親ができる我が子への最大のプレゼントは、父親自身が(子どもの母親である)妻を心から愛することなのだ、と聖書は教えています。
ですから、親子関係以前に、まず夫婦関係が神さまの御言葉に導かれていくことが大切なのだということを聖書は説いています。これが聖書の原則です。
「いずれにせよ、あなたがたも、それぞれ、妻を自分のように愛しなさい。妻は夫を敬いなさい。」

 今日、お子様に何かする前に、まず奥様やご主人に具体的に愛や尊敬をあらわすことをしてみませんか?!
 いってらっしゃい。

 牧師 松本雅弘