「イエスが再びカファルナウムに来られると、家におられることが知れ渡り、大勢の人が集まったので、戸口の辺りまですきまもないほどになった。」
(マルコ2:1−2)
高座教会で信仰を持たれ、その後、千葉に引越しをし、そちらで天に召されたKさんから、「誰」というタイトルの詩をいただきました。
あの人のまわりには/いつも人の輪(和)が出来/皆楽しそうにしている/
私もあの人のようになりたい/「あの人って誰?」
この人は誰でしょう? そうです。イエスさまです。イエスさまの周りには大勢の人がいました。それはイエスさまの周りには赦しと愛があったからです。その人を受け入れる雰囲気が満ちていたからです。
Kさんは車椅子の生活を強いられ、利き腕の右手が不自由で左手で筆を持って書いて下さった詩です。Kさんはそんなイエスさまに出会い、「私もあの人にように生きたい」と思い、洗礼を受けました。
イエスさまはまことの人であり、まことの神さまです。イエスさまと生活を共にした弟子たち、またイエスさまの説教や生き方に触れた人々は、皆、イエスさまのファンになりました。
そして、本当に人間らしいイエスさまの御姿に感動し、Kさんのように、自分もあの人のようになりたい、と思ったのです。そんな一人に弟子のヨハネがいました。そのヨハネが次のような約束の御言葉を記しています。
「愛する者たち、わたしたちは、今既に神の子ですが、自分がどのようになるかは、まだ示されていません。しかし、御子が現れるとき、御子に似た者となるということを知っています。なぜなら、そのとき御子をありのままに見るからです。」
(1ヨハネ3:2)
何と素晴らしい恵みの約束ではないでしょうか!
ぜひ、今日からあなたの祈りのリストに、「私をあなたに似た者に造り変えてください」という課題を加えてくださいね。
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘