松本雅弘牧師の日々のみことば

月曜から金曜の毎朝、高座教会の牧師からメッセージをお届けします

約束された聖霊を待ち望む

「エルサレムを離れず、前にわたしから聞いた、父の約束されたものを待ちなさい。」(使徒1:4)

 およそ、福音と言うメッセージを満遍なく世界の人々に伝える、と言うことを考えた場合、今の時代に生きる私たちはどんなことを考えるでしょうか?
 教育機関を作り人材養成を進めたり、コンピューターを用いて個人的な接点を増やして伝道したりする方法も考えられます。飛行機で世界中をくまなく旅することも可能でしょう。あるいは多くの人たちと協力し組織的に進めることも必要でしょう。
ところがイエスさまは、そうしたことを一切、なさいませんでした。勿論コンピューターも飛行機もなかったわけですが・・・。
 イエスさまがなさったことは「無学な普通の人」と呼ばれた元漁師の人たちと徹底的に生活を共にしたことでした。それによって彼らがイエスさまに似た者になることを求められたからです。
そのために、どうしてもイエスさまと生活を共にし、イエスさまの御言葉によって直接養われる必要がありました。ところが、イエスさまが弟子たちを訓練し生活を共にした結果、本当に素晴らしい弟子たちになったかと言えば、残念ならが必ずしもそうではなかったように思います。
 イエスさまが十字架にかかるとき、弟子たちはイエスさまを捨てて逃げてしまいました。これが3年にわたってイエス様と生活を共にした弟子たちの現実でした。
 そうした現実を踏まえた上で、イエスさまが最終的に彼らに対して語られた言葉が、今日のみことば、「エルサレムを離れず、前にわたしから聞いた、父の約束されたものを待ちなさい」ということでした。
結局、弟子たちは約束の聖霊をいただくことによって変えられていったのです。

 私たちにも、聖霊の油注ぎが必要です。「主よ、あなたの聖い霊で私を満たしてください」と祈りながら、今日の一日過ごしていきたいものです。

 いってらっしゃい。

 牧師 松本雅弘