「わたしたちが愛するのは、神がまずわたしたちを愛してくださったからです。」(1ヨハネ4:19)
2017年に亡くなられたクリスチャンの医師である佐々木正美先生が『抱きしめよう、わが子のぜんぶ―思春期に向けて、いちばん大切なこと』という本を書いておられます。
その中に「思春期の子が輝く10のメッセージ」というものがありました。
1.「わが家に生まれてきてくれてありがとう」の気持ちを大切に。
2.「あなたは私の生きがい。喜びだよ」と子どもに伝えてあげよう。
3.「がんばれ」よりも「がんばってるね」と認めてあげたほうがいい。
4.反抗も甘えも、思う存分させてあげればいい。
5.親の希望よりも、子どもが望むことをかなえてあげられる親になりましょう。
6.いうことを聞かない子には「〜しなさい」よりも「〜してね」とお願いするほうが効果的。
7.子どものために自分のプライドを捨てられる親になりましょう。
8.「あなたはあなたのままでいい」これは子どもだけでなく、お父さんお母さんへのメッセージでもあります。
9.子どもは失敗して大きくなるもの。大いに失敗させ、必要なときは親が子どものかわりに詫びればいい。
10.子育て以上に価値ある仕事はありません。自分の子育てに自信をもって喜んで取り組んでください。
これは子どもを愛することの具体的な表現です。でも実際に実行に移すとなるとけっこうシンドイかもしれません。どうしても神さまの助けが必要です。
ところで少し視点を変えてみませんか?これは神さまがしてくださっていることに気づきませんか?
わたしたちが愛せるのは、まず神さまが愛を注いでくださったからなのです。
ですからこのメッセージは「あなたが輝くための神さまからの10のメッセージ」でもあります。神さまはあなたをこのように愛し関わってくださっています。
このことを忘れないでくださいね!
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘