松本雅弘牧師の日々のみことば

月曜から金曜の毎朝、高座教会の牧師からメッセージをお届けします

ビリーフの書き換え

「むしろ、心を新たにして自分を変えていただき、・・・」(ローマ12:2)

 先日、クリスチャンのカウンセラーが次のような文章を書いておられました。

“自粛生活という非日常が思いがけず長く続く中、いま人々の心の中に起こっていることのひとつは、「ビリーフ(英語のbrief)の書き換え」ではないかなと想像しています。
ビリーフ(brief)とは、信念、価値観と訳されますが、生活のなかで、「あたりまえ」と思っていること、自分にとっての「常識」や「ふつう」のことです。(良い、悪いの判断ではありません。)
「仕事に行くのがあたりまえ」、「学校に行くのがあたりまえ」、「教会(礼拝)に行くのがあたりまえ」、「ストレス発散に外へ遊びに行くのがあたりまえ」。
行動が制限(自粛)されるなかで、こうしたビリーフを、いわば強制的に書き換えざるを得ないのではないでしょうか。あるいは、揺るがされているのではないでしょうか。
ふだんの生活ではこうした書き換えは、難しいことが多いです。なぜならそれは長年にわたり染みついたことだからです。
ですから、いまの非常事態、非日常の中で、ビリーフ(信念、思い込み)が書き換えられ、より柔軟に、より自由な生き方につながるものになったら、それはそれで素晴らしいと思います。
そもそも、教会とはなんなのか?「行く」ところなのか?そもそも、学校とは、教育とはなんなのか?そもそも、仕事とは、働くとはどういうことなのか、どういう形の働き方があるのか?
そういうことをのんびり考えていく機会にしてみたいと思っています。”

 聖書は、「むしろ、心を新たにして自分を変えていただき、何が神の御心であるか・・・をわきまえるようになりなさい」と教えています。
生き方に変化をもたらす源が、「心/ビリーフ」の書き換えから始まるのですね。私も今、このとき「ビリーフ」の棚卸をしてみようと思いました。

いってらっしゃい。

牧師 松本雅弘