松本雅弘牧師の日々のみことば

月曜から金曜の毎朝、高座教会の牧師からメッセージをお届けします

自分と人と自然を大切にできる子に

「子どもたちをわたしのところに来させなさい。」(マルコ10:14)

 今年も、みどり幼稚園の入園説明会の季節が来ます。
 1948年以来、教会付属幼稚園として大和市最初の幼稚園としてスタートし5年前から幼保連携型認定こども園として新たな歩みを進めています。
創立以来、多くの子どもたちの健やかな成長を祈り求めてまいりました。
聖書の中に、「子どもたちをわたしのところに来させなさい」というイエスさまの言葉があります。
神さまに愛されている自らを発見し、そして自分と人を愛する子どもへと成長して欲しいという祈りと願いがあります。
 まず第1は、「信じることのできる子に」ということを願っています。目に見えないものを信じるということは、希望を持つことに通じます。
 第2に、「人を愛するこころを持つ子に」ということを願っています。人を愛するということは、人を大切にすること、大事にすることです。
ゆっくりとした時間の流れの中で、子どもたち同士、保育者、そして地域のお年よりの方々をはじめ、様々な人々と触れ合うなかで、
ちがいを認め合い、互いを大切にする心が育てられていくことを願っています。そのためには、まず自分自身が大事な存在であることを見つけることから始まるでしょう。
神さまからそのままの姿で大切にされている自分を見つけ、そして自分とちがう友だちを大切に出来る子へと成長することを期待しています。
 第3に、「自然を愛し、こころもからだもすこやかに生きる子に」ということを願っています。
四季を身近に感じることのできる園庭のある幼稚園で、自然にふれあい、元気いっぱい、体を動かして、すこやかに生きることを願っております。
今朝も早くからお家の人に連れられ子どもたちが集まって来ています。子どもたちのために、園長先生はじめ先生、職員の皆さんのために祈りの応援をお願いします!

いってらっしゃい。

牧師 松本雅弘