「その日には、あなたがたはもはや、わたしに何も尋ねない。はっきり言っておく。あなたがたがわたしの名によって何かを父に願うならば、父はお与えになる。今までは、あなたがたはわたしの名によっては何も願わなかった。
願いなさい。そうすれば与えられ、あなたがたは喜びで満たされる。」(ヨハネ16:23−24)
主イエスは、御心にそって求めるならば、求めたものは必ず与えられるということを約束なさいました。
この約束はすべてのクリスチャンに与えられているものです。ですから、あなたにも与えられている約束です。
使徒パウロはこの約束を自らの人生において確かめるようにして生きた人でした。それによってキリストの「限りなく豊かなめぐみ」(エフェソ2:7)や、「キリストの計り知れない富み」(エフェソ3:8)を味わうことができました。
ですから、こうした確信に立ち生きていたパウロは神さまのことを、「わたしたちにすべてのものを豊かに与えて楽しませてくださる神」と呼び、若いテモテに対して次のような励ましの言葉を送ることができました。
「この世で富んでいる人々に命じなさい。高慢にならず、不確かな富に望みを置くのではなく、わたしたちにすべてのものを豊かに与えて楽しませてくださる神に望みを置くように。」
私たちの神さまは、私たちに向かってご自身に祈るように励ましています。そして、ご自身に祈る、その祈りに答えてくださるお方が私たちの神さまなのです。そのことを通して、私たちの心を喜びで満たそうとしておられるのです。
あなたは、イエスさまのこの約束の言葉を信じますか?
きょうの一日、キリストの恵みと平和があなたの上にありますように。
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘