松本雅弘牧師の日々のみことば

月曜から金曜の毎朝、高座教会の牧師からメッセージをお届けします

主イエスにギュッとされて

「そして、子どもたちを抱き寄せ、手を置いて祝福された。」(マルコ10:16)
今日、高座みどり幼稚園では、標準保育の子どもたちの入園式があります。コロナ禍の関係で、お家の方は一名限定の出席となりますが、子どもたちとご家族が、入園をきっかけに、イエスさまと出会うことができるようにと祈っていきたいと思います。 ところで、主イエスの周りにはいつも大勢の人がいました。そこに赦しがあったからです。人を受け入れるあたたかな雰囲気が満ちていたからです。 話を聞こうとやって来た人、病気を治してもらおうとして来た人、悲しい心を慰めてもらいたいと思って集まって来た人。煙たがられているのではなく、歓迎されていることを肌で感じることができました。子どもたちにもそれが分かっていました。イエスさまはそうした彼らを抱き寄せ、手を置き、祝福されたと聖書は教えます。 実はここに主イエスの教える《子育ての三つのポイント》があります。 第一に「抱き寄せる」。スキンシップです。抱き寄せられた子どもは、自分をギュッと抱きしめてくれるイエスさまの愛を、からだ全体で感じたでしょう。私の妻は、一人ひとりの子どもを胸のところでギュッと抱きしめていたことを思い出します。 第二に主イエスは子どもたちに「手を置」かれました。祈るためです。「成長させてくださったのは神です」(Ⅰコリント3:6)とあるように、本当の意味で子どもを成長させてくださるお方は神です。ですからそのお方に祈るのです。 第三に、「祝福する」、ほめるのです。何かを見つけてほめる。その子であることを認めることです。ほめられることで、ありのままの自分自身と向き合う力が湧いてくるからです。 最後に一言。主イエスは子どもたちだけでなく、あなたに対しても同じことをしてくださること、ご存じですか。何故ならあなたも大切な神の子ですから!
いってらっしゃい。 牧師 松本雅弘 発行者名:高座教会 連絡先:info@koza-church.jp 住所:大和市南林間2−14−1