松本雅弘牧師の日々のみことば

月曜から金曜の毎朝、高座教会の牧師からメッセージをお届けします

慈しみ深い主イエス

「イエスは彼を見つめ、慈しんで言われた。『あなたに欠けているものが一つある』」 (マルコ10:21)
 一人の裕福な青年がいました。ある日、イエスさまに会った時に、彼はひざまずいて「永遠の命を受けるために、何をしたらよいでしょうか」と訊ねるのです。それに対してイエスさまは、「行って持っている物をすべて売り払い、貧しい人々に施しなさい。そうすれば天に富を積むことになる。それから、わたしに従いなさい」とお答えになったのです。 つまり、彼の根本的な問題は、相対的な、周辺的な事柄をたくさん確保することによって、決定的な欠けを補おうとした。正確に言えば、決定的な欠けがあることによって生じる、心の中の不安をカバーしようとした。これが問題でした。 ですからイエスさまは、彼の中に、そうした決定的な「欠け」があることを気付かせるために「持っている物をすべて売り払い、貧しい人々に施しなさい」と挑戦されたのです。 さて、彼の反応はどうだったでしょうか?聖書は「その人はこの言葉に気を落とし、悲しみながら立ち去った。たくさんの財産を持っていたからである」と伝えています。さて、私たちも、この青年と同じような誤りを犯しているのではないでしょうか。 彼の心の中は、寂しさがありました。虚しさがありました。孤独があったのです。その欠けを埋めている自分に薄々気付いていましたが、ここでイエスさまに面と向かって指摘されてしまいました。「あなたに欠けているものが一つある」と。 私たちの心の中のこのような欠けは、神さまにあって初めて満たされていくものです。神さまから受け止められていく中で、その欠けが埋まっていきます。 イエスさまは「彼を見つめ、慈しんで言われた」と書かれていますが、イエスさまは、今日のあなたをどのような目で見、何を語り掛けていると思いますか。その御言葉に従って行きましょう。
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘
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