「あなたを避けどころとする者は皆、喜び祝い/とこしえに喜び歌います。御名を愛する者はあなたに守られ/あなたによって喜び誇ります。主よ、あなたは従う人を祝福し/御旨のままに、盾となってお守りくださいます。」(新共同訳聖書 詩編5:12−13)
今日も昨日と同じ聖句です。ところで、聖書は「啓示の書」、すなわち「神の自己紹介の書」です。私たちは聖書を通して、またイエスという方のご人格とその働きを通し、神さまが愛の方であり、最善をなしてくださるお方であることを知ることができます。 例えば、子どものことを考えてみましょう。私たちは子どもたちのことを心配します。自分が親になって、親という存在はこういうものだ、と段々分かってきました。 ちょうど、それと同じ様に、神さまは、私たちの天の父なるお方なのです。私たちのことを心配し、全能の目でもってご覧になって、一番よいものを私たちに与えたい、と願っておられる親のようなお方なのです。ベストを願っておられるのです。 ところが、いつもお話することですが、私たちのことを親身になって心配してくれ、ベストを願ってくれる人がいたとしても、私たちは具体的な助けを求めて、そういった人のところに足を運ぶでしょうか?たぶん、行かないと思います。 心配してくれるだけ、ベストを願ってくれるだけではなく、私たちの話を聞いてくれる人のところに話しに行きます。ベストを願っているだけではなくて、具体的に助けてくれる人のところに私たちは助けを求めていきます。つまり、助けたいと言う意志を持っているだけではなくて、実際に、助ける力をもっている人のところに私たちは行くのです。 神さまというお方はそういう方です。助ける意志と力をもっておられるお方なのです。ですから、そのことを知って信頼しつづけることから全てが始まります。
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘
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