「あなたがたは、産着にくるまって飼い葉桶に寝ている乳飲み子を見つける。これがあなたがたへのしるしである。」(ルカ2:12)
昨日は、クリスマス礼拝でした。神さまは、クリスマスの喜びの知らせを、王や王に仕える人々に知らされたのではありません。軽蔑され、よそよそしい扱いを受けていた貧しい羊飼い達に伝えたのです。 客間の外でイエスさまが誕生された、その知らせを、同じように客間の外に押し出されていた羊飼い達に知らされていったのです。 「恐れるな。私は、すべての民に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町に、あなたがたのために救い主がお生まれになった。」 さらに、驚かせたのは、この大きな喜びをもたらす救い主が、その身に帯びているしるしでした。私たちが考えるような意味での栄光に満ちたお方としてではなくて、保護を必要とするような、弱い存在として、おしめを人に代えてもらわなければならないような存在として生まれてこられたというのです。 私たちの救い主は、私たち一人一人の救い主になろうとされ、私たちの常識を覆すかのように、飼葉桶に産着に包まれて眠る乳飲み子として、もっとも貧しい、弱い姿で、地上に来られました。 普通、救い主が来られたなら、その救い主は、救われる者よりも強いというのが、私たちの「常識」です。でも本当の救い主は違っていました。それは最も弱く貧しい者でも安心して近づくことが出来るように、飼い葉桶の中に、それも赤ん坊として誕生してくださったのです。羊飼いを受け入れてくださった神さまです。羊飼いが近寄る事ができたイエスさまです。 今週の金曜日はクリスマス賛美礼拝の日です。コロナ禍で共に集うことはできませんが、一人でも多くのこの街に住む方たちに、御子イエス・キリストというプレゼントをお届けしたいと願います。
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘
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