松本雅弘牧師の日々のみことば

月曜から金曜の毎朝、高座教会の牧師からメッセージをお届けします

成人の日にちなんで

「その後/私は、すべての肉なる者にわが霊を注ぐ。あなたがたの息子や娘は預言し/老人は夢を見、若者は幻を見る。」(ヨエル3:1)
 しばらく前の国立社会保障・人口問題研究所が、18歳から34歳の若者を対象に調査した結果、「交際している異性はいない」と回答した独身者が男女ともに過半数を超え、そう答えた中の多くの若者が「特に交際を望んでいない」と答えたそうです。その背景には、雇用、年金、環境などを含め、将来への不安がある、と専門家は指摘しています。  今日は成人の日、そして昨日、高座教会でも成人のお祝いの時を持たせていただきました。「人生に四季がある」とトルニエは語りますが、成人になった若者は、まさに春から夏にかけて汗を流す季節を迎えようとしています。  そのような時、ほんとうに汗を流し、エネルギーを傾けられる将来やビジョンがあるかは、今の若者たちが抱える大きな課題だと、改めて思わされました。 イエスさまが誕生される数百年前に、預言者ヨエルは、聖霊が与えられることと、その結果、「若者は幻を見る」という恵みの預言をしました。その預言どおり、ペンテコステに聖霊が降り、「若者が幻を見る」環境が整ったのです。 イエスさまは「あなたがたも、私につながっていなければ、実を結ぶことができない」とはっきりと言われました。若者が幻を見るためには、若者自体がぶどうの木であるキリストにつながり、聖霊の樹液(恵み)を豊かに受けることが必要です。その時、この難しい時代の中で、若者は完全燃焼できる幻を主からいただくことができるのだと確信しています。
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘
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