松本雅弘牧師の日々のみことば

月曜から金曜の毎朝、高座教会の牧師からメッセージをお届けします

献身としての礼拝

「こういうわけで、きょうだいたち、神の憐れみによってあなたがたに勧めます。自分の体を、神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして献げなさい。これこそ、あなたがたの理に適った礼拝です。」(ローマ12:1)
 ディビッドという名の貧しい少年がいました。教会に集う人たちは、着飾った紳士淑女たちが多く、粗末な服しかもっていないディビッド少年は、礼拝に出席するといつも気が引ける思いをしていました。 でも、彼はイエスさまを信じていましたし、イエスさまが大好きで、牧師の説教を聴くことが楽しみで礼拝に来ていました。ある日のこと、献金の時になり、献金皿を持った執事が会衆席を回ってきました。 すると彼は、奉仕の人におずおずとその献金皿を床の上に置いてくれるように頼み、何とその皿の上に乗ってしまったのです。そして、「神さま、僕にはお金がありません。でも僕自身をあなたにお献げします」と小さな声で祈ったそうです。 実は、この彼こそ、後にアフリカ伝道に命を献げた医療宣教師リヴィングストンだったのです。 十字架から三日の後、イエスさまは、恐れおののいていた弟子たちのところに、復活の主として現れました。ところが、そこにトマスは不在でした。 仲間が「復活の主にお会いした。主はよみがえられた」と喜ぶ中、トマスは取り残されるような思いをしました。そして十字架の後の二度目の日曜日に、復活の主は、トマスを含む弟子たちに、再び姿を現してくださったのです。これから後、歴史の教会は、日曜日ごとに姿を現してくださる復活の主とお会いするために集うようになったと言われます。 明後日は二月第一主日です。オミクロン株による感染拡大が深刻さを増す中、礼拝堂での礼拝は限定的ですが、ZoomやYouTube配信を利用し、全てを捧げて私たちを贖い出してくださった神さまへの献身のしるしとして礼拝の時を持たせていただきたいと思います。
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘
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