「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。…恐れるな。わたしがあなたとともにいるからだ。」(イザヤ43:4a、5a 新改訳)
イスラエルの初代の王はサウルです。彼は、「美しい若者で、彼の美しさに及ぶ者はイスラエルにはだれもいなかった。民の誰よりも肩から上の分だけ背が高かった」と聖書に紹介されているほど、容姿端麗で人気があり、その結果、大勢の人によって推されて王になった人物です。 しかし、王様になった後の彼はまさに見かけ倒しでした。「サウルは勇敢な男、戦士を見れば、皆召し抱えた」と聖書は伝えていますが、こうした彼の行動は自信のなさの裏返しです。 また、ある時、預言者サムエルがサウルに向かって語りました。「あなたは、自分自身の目には取るに足らない者と映っているかもしれない。しかしあなたはイスラエルの諸部族の頭ではないか。主は油を注いで、あなたをイスラエルの上に王とされたのだ」と。結局、サウルという人は、自分自身を取るに足りない者と見ていたということなのです。 ところで、あなたは、ご自分のことを、どのように見ていますか。サウルと同じように「自分なんて取るに足りない」と感じる誘惑に負けていませんか。 神さまの瞳にあなたの姿はどう映っているのでしょうか。サムエルはサウルに、そのことを伝えたかったのではないでしょうか。 「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。…恐れるな。わたしがあなたとともにいるからだ」。 今日の一日、主にある自信をもって雄々しく歩みたいものです。
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘
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