「イエスは答えて言われた。『この水を飲む者は誰でもまた渇く。しかし、私が与える水を飲む者は決して渇かない。私が与える水はその人の内で泉となり、永遠の命に至る水が湧き出る。』」(ヨハネ4:13−14)
ヨハネ福音書四章に心渇いた女性が出てきます。彼女は、自分の渇きを癒やすために、次々と男性を替えました。しかし、彼女の愛は求める愛でしたから、結局、男性の方も愛想をつかして、彼女を捨てていきました。彼女は、六人目の男性と、それも、今度いつ捨てられるか分からない、というようなビクビクした状態の中で、同棲生活をしていたのです。この女性にイエスさまは言われました。 「私が与える水を飲む者は決して渇かない。私が与える水はその人の内で泉となり、永遠の命に至る水が湧き出る。」(ヨハネ4:14) ある人が語っておりましたが、私たちの心は渇いています。しかしそれは、例えれば、洪水で私たちの周りに水がたくさんあるにもかかわらず、汚い水であって飲むことが出来ないような状態なのです。 イエスさまは、こうした私たちに対して、私のところに戻ってきなさい。私のところに帰ってきなさい、と言うのです。 喉が渇き、そして、その喉の渇きを癒したいと思った時に、綺麗な滝が流れていた。私たちはその滝にコップを差し出さなければ、その水を自分のものとすることはできません。それが、イエスさまを信じるということです。そして、そうした時に、少しずつ変わっていくのです。 いま、私たちにこの水が必要です。イエスさまはこの水を私たちに与えようとして、招いておられるのです。このイエスさまの招きに、私たちは従っていきたいと思います。
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘
ご感想は下まで(スマホ・パソコンの方向けです) forms.gle/9evgJCh9dK7HtiNz6
発行者名:高座教会 連絡先:info@koza-church.jp 住所:大和市南林間2−14−1