「神は人を自分のかたちに創造された。…神は、造ったすべてのものを御覧になった。それは極めて良かった。夕べがあり、朝があった。第六の日である。」(創世記1:27a、31)
神さまによって人が造られた後、最初にしたことは眠ること、神さまは人生の三分の一の時間を眠って過ごすように人をお造りになったのです。 ちょうどクルマが走るにはガソリンを入れる必要があります。人間にとって眠ることは、クルマを動かす前にガソリンを入れるようなものです。そのように考えて、今日の聖書の箇所を読むと納得がいきます。聖書は一日の始まりが夕べからであることを教えているからです。 今日の一日、主にあって健やかに生き働くためには、実は「夕べがあり、朝があった」という創造のリズムを感じながら生きることです。 ところが、残念なことに、私たちはこうした聖書の大切な教えを忘れてしまうことがあります。すると必ずと言ってよいほど、私たち自身の弱いところにしわ寄せが出てくるものです。 そう言えば、精神科医の海原純子さんが、こんなことを書いておられました。 「朝食を食べずに仕事に出かけるのは、ガソリンを入れずに車を走らせるようなもの。夜遅くまでパソコンやテレビをみて眼を使い続けるのは、やかんのお湯をわかしつづけるようなもの…。」 あなたは神さまに造られた被造世界の一部です。ですから創造者なる神さまが与えた創造のリズムが体の中に流れているのです。 「夕べがあり、朝があった」。このリズム、あなたの体の中から聞こえてきませんか?
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘
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