「ところが、献酌官長はヨセフのことを思い出さず、忘れてしまった。それから二年たって、ファラオは…夢を見た。」(創世記40:23−41:1)
昨日に続きヨセフの話です。ヨセフは獄で出会った高官の夢説きの報いにそこから解放されるはずでした。でも解放された高官がヨセフのことをすっかり忘れてしまった結果、さらに二年間、獄からの解放はお預けとなったことです。でもその二年後にファラオは夢を見、その夢の解き明かしのためにヨセフが獄から解放されるのです。 ヨセフに比べたら、わずかな期間にすぎませんが、でもそこにも神さまの摂理のみての導きがあることを信じる幸いが私たちには与えられているのではないでしょうか。 今回のアメリカ出張は、最初から「失敗」だらけです。まずは大事な眼鏡の上に座って壊してしまいました。ずっと眼鏡なしで会議に出席しました。会議でも発言のタイミングを逸してしまったり、逆に〈ここで発言しなければ…〉と意気込んで立ち上がったものの、マイクの前に立った途端に緊張のあまりしどろもどろ。そして最後にとどめの陽性反応でした。 でも日本からの励ましの言葉の中に、万事を益としてくださる神さまのことを、多くの兄弟姉妹が私たちに示してくださいました。 万事と益とする神さまの御手に握られるとき、こうした一つひとつの出来事が不思議と益に変えられる。しかも「二年たって」とあるように、神さまが定めた最高のタイミングで、素晴らしい神さまが、素晴らしい御業を見せてくださる。そのことを期待して、今日も一日、主と共に歩んでいきましょう。
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘
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