「また、私が口を開くときに言葉が与えられ、堂々と福音の秘義を知らせることができるように、私のために祈ってください。」(エフェソ6:19)
英国にスポルジョンという名説教家がいました。彼は多くの人々をイエスさまへと導いた牧師でしたが、ある時、「先生、何故、あなたの説教はそんなに力強く、また霊的に深いのでしょうか」と尋ねる人がいました。 するとスポルジョンは、講壇の後ろにあるカーテンを指差したのです。尋ねた方の人は、狐につままれたように、スポルジョンが言わんとすることが分かりませんでした。 そのことを察したスポルジョンは、そのカーテンを少し開いたのです。するとカーテンの向こう側で多くの人が熱心に祈っていた、というのです。つまり、礼拝の間中、集会の最中、交替で「スポルジョン先生を通して神がお一人ひとりに語ってくださるように」と熱心に祈る人々があって初めて、自分は神さまに用いていただける、と言ったのでした。 今回のアメリカへの旅でコロナに罹患し、本当に皆さんの祈りに支えられた経験をしました。ある長老が、私の帰国に際し次のようなメールをくださいました。 「…きっと、教会の多くの皆さんが祈られた祈りを主が聞きあげてくださったのだと思います。今回の出来事は、海の向こうの先生たちにこちらからは何もできないけれど、にもかかわらず、祈ることができた!と多くのかたが目覚める機会だったのではないかと思いました。何も起こらないときには感じにくいのですが、起こったときに、そこに共にいて下さり、祈りを聞きあげてくださる神が生きて働いておられる!!ことを味わうことができます。そのことを教会の皆さんが体験する機会だったのでのでは、と思いました。…」 「ぜひ、私のために祈って欲しい」と願う、とりなしの祈りの輪が高座教会の中に広がりますように。
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘
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