松本雅弘牧師の日々のみことば

月曜から金曜の毎朝、高座教会の牧師からメッセージをお届けします

信仰の継承

「アダムは百三十歳になったとき、自分の姿やかたちに似た男の子をもうけ、その子をセトと名付けた。」(創世記5:3)
 私たちの高座教会は、「四世代が喜び集う教会」というビジョンをいただいています。そして、イエスさまのことを知らない方々に福音を伝えていく、信仰の家庭に生まれた子どもたちは勿論、幼稚園、教会学校やスカウト活動に集う子どもたちへの信仰の継承ということを考えさせられています。 教育の世界では、「顕在的カリキュラムと潜在的カリキュラム」というような言い方がされます。私たちが意図して明確に掲げ伝えたいと思う教育内容/顕在的なカリキュラムと、むしろ意図せずに自然と伝わる、潜在的なカリキュラムとの間にはズレがあると言われます。よく信仰の先輩に、子どもたちは親の言うことよりも、親のやることを行うとアドバイスをいただいたことが忘れられません。 親が一生懸命伝えようとしても、私たちの生活、私たちのものの考え方や価値観が、私たちの思いを超えて、自然に伝わっていく。その結果、必ずしも伝えたいことが伝えられずに、逆に、私たちの本質の部分が確実に伝わっていく。 私は、教会とは伝える信仰の内容と私たちの意図を超えて伝わっていくものとがどれだけ矛盾せずに真実なかたちで一つになっているかが、問われているのだと思うのです。 建前と本音と言うともっと分りやすいかもしれません。それが少しでも一つになっていくように。そのような意味で私たち一人ひとりの教会員の生き方が、高座教会と言う信仰の家庭の文化をつくっている。その中に生まれ過ごす子どもたち、その中に招かれる方々に、それが確実に伝わっていくことを、自覚することの必要性を感じたことです。 そのような意味で、伝える教会、育てる教会というよりも、もっと掘り下げて、伝わる教会、育つ教会を祈り求めて行きたいと願うのです。
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘
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