「それどころか、体の中でほかよりも弱く見える部分が、かえって必要なのです。」(Ⅰコリント12:22)
女子ワールドカップでMVPを獲得した澤穂希選手が、専門家たちに悩みを聞いてもらう番組を観ました。彼女はリズム音痴だそうですね。 この悩みに対して専門家たちは口を揃えて言いました。「それが澤選手の強みだ!」と。専門家によれば、他の人と比べ微妙なタイミングのズレがあるからこそ相手のディフェンスをかわしてシュートできるのだそうです。澤選手が弱点と感じている所が実は強みであり個性なので、これからもそれを大切にしていくように、とアドバイスされていました。 パウロも「体の中でほかよりも弱く見える部分が、かえって必要なのです。そこで神は、御自分の望みのままに、体に一つ一つの部分を置かれたのです」と教えています。 パウロによれば、私が私として造られたのは神さまの御心によるのだ、というのです。もっと言えば、弱点と思える部分も含め、そうした個性を神さまが良しとされ、敢えてあなたに与えておられる、と教えています。 ですから、あなたの責任は、自分自身の賜物や個性を発見すること、そして、その賜物や個性を大切に「磨き」、結果的にそれを用いて人々に仕え、人々を愛することなのです。 あなたの弱点は何ですか?それがあなたの強みであり、個性です。
いってらっしゃい
牧師 松本雅弘
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