松本雅弘牧師の日々のみことば

月曜から金曜の毎朝、高座教会の牧師からメッセージをお届けします

教会とは

「あなたがたに新しい戒めを与える。互いに愛し合いなさい。私があなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。互いに愛し合うならば、それによってあなたがたが私の弟子であることを、皆が知るであろう。」(ヨハネ13:34−35)
 ときどき求道者の方からこんな質問を受けます。 「私は神さまを信じます。救い主としてイエスさまを信じます。けれども、教会には違和感を覚えるので、教会の一員にはなりません。私は、個人的に神さまを信じて救われれば、礼拝に行かなくてもいいと思うのです。」 あなたはこの質問に、どのようにお答えになりますか? 確かに、言われることはよく分かります。わざわざ礼拝に行かずに、好きな時に、好きなように信仰生活を送ることができれば、それにこしたことはないかもしれません。でも、残念ながら、それは聖書の教える「救い」とは異なるのです。 イエスさまは言われました。「互いに愛し合いなさい。私があなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。互いに愛し合うならば、それによってあなたがたが私の弟子であることを、皆が知るであろう」と。 神さまを信じて、神さまとだけつながっている。あるいはイエスさまとだけつながっているという信仰は、イエスさまの説く信仰とはちがいます。 聖書のいう「救い」とは、私たちが個人として、たった一人で神さまとの交わりに入るというのではなく、神さまのいのちにあずかっている兄弟姉妹たちとの交わりにも入ること、それが「救われる」と言うことなのです。 私たちがイエス・キリストを自分の救い主と信じて、洗礼を受け、教会の一員になる時、初めて「教会に与えられている救いの約束」があなたのものになるのです。言い換えれば、教会は、私たちにとってなくてはならない救いの機関なのです。
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘
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