「ああ、天の神、主。大いなる畏るべき神。主を愛し、その戒めを守る人々には契約と慈しみを守る方。」(ネヘミヤ1:5)
日本人は「八百万の神」を信じる風土に生きていると言われます。そこでは何でも「神」になってしまいます。それを突き詰めていけば、「イワシの頭も信心から」と言われるように、信じる対象はどうでもよいというようなところまで行きつくのではないでしょうか。 ですから特別な問題や願いがなければ、信仰を働かせる必要もない。日本に暮らす私たちは、クリスチャンになった後も同じような感覚で信仰生活を送ってしまうことがあります。 ところで、ネヘミヤはどうだったでしょう? 「ああ、天の神、主。大いなる畏るべき神。主を愛し、その戒めを守る人々には契約と慈しみを守る方」と呼びかけ、神をあがめるところから祈り始めています。 「あがめる」とは「拡大する」という意味です。日々の仕事や生活で、神さまよりも目に見える様々な心配や出来事の方が心を大きく支配してしまいます。ですから神さまというお方がどのように偉大な方であるのかを、まず心に覚えるところから始めたいのです。 心の中に小さく仕舞い込んでしまった神さまに、聖書という「みことばのレンズ」を当てて、元通りの偉大な神さまを見せていただきたいのです。そうした「作業」が主日ごとの礼拝であり日々のデボーションなのです。 今日、ネヘミヤの祈りの言葉から、神さまがどのように偉大なお方かを味わってみてください。そのお方が、今このメールを読んでいるあなたと一緒にいてくださる神さまですから。
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘
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