「まことにあなたは私のはらわたを造り/母の胎内で私を編み上げた。…胎児の私をあなたの目は見ていた。/すべてはあなたの書に記されている/形づくられた日々の/まだその一日も始まらないうちから。神よ、あなたの計らいは、私にはいかに貴いことか。/その数のいかに多いことか。数えようとしても、砂粒よりも多い。/果てに至っても、私はなおあなたと共にいる。」(詩編139:13、16−18)
展覧会に行くと、抽象的過ぎてどのように鑑賞してよいか分からないような作品に出会うことがあります。でも作者による解説を読んだり、説明を聞いたりすると〈ああ、そうなのか〉と深く納得することができます。 聖書は、あなたが神さまによって造られた作品であることを教えています。あなたが誕生する前に、作者である神さまの御心の内に、すでにあなたを形づくるための青写真がありました。 青写真を描き、その青写真に沿って形づくる方は最高のお方です。そのお方が心を込めて造られた後、出来上がった「あなた」という作品を御覧になって「ほんとうに素晴らしい!私はこれを喜ぶ!」と絶賛なさったのです。 ところで、〈そうは言われても…〉と戸惑われるかもしれません。神さまが感じる素晴らしさや喜びを共有できないもどかしさを覚えるからです。それどころか〈何故、私はこんな「私」なの…?〉と不満すら感じてしまうかもしれません。 もしそうだとしたら、しばらく神さまの御前に静まって、あなたを「今のあなた」のように造られた、そのお方に尋ねてみてはいかがでしょうか? 何故なら、その答えは、作者である神さまの愛の御心のうちにあるのですから。
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘
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