「主にあっていつも喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。」(フィリピ4:4)
使徒パウロは、その生涯において三回の伝道旅行を行いました。その二回目の伝道旅行の途中、「マケドニアの叫び」(使徒16:9)を聞きました。 当初、マケドニアに行く事など考えてもいなかったパウロでしたが、宣教の主なる神さまは彼の人生に直接介入なさって、彼が熱心に祈り、綿密に立てた計画にストップをかけたのです。それは、パウロにとって、もっと素晴らしい道を神さまが用意しておられることを意味していました。こうしてヨーロッパに初めて福音が上陸し、フィリピの町にヨーロッパ最初のキリスト教会、この手紙のあて先であるフィリピ教会が誕生したわけです。 一般に『フィリピの信徒への手紙』は「獄中書簡」と呼ばれています。それは、パウロがこの手紙を獄中生活のなかでしたためていたからです。 ところで、この手紙の中に「感謝」(エウ カリス ティア)という言葉と、「喜び」( カラ )と言う言葉がよく出てきます。この二つの言葉の語源をたどると、「恵み」と訳される「カリス」というギリシャ語に行き着きます。つまり神さまからの恵みを知れば知るほど、私たちの内側に、感謝と喜びとが起こってくるからです。 実は、このところにこそ、監禁され、喜ぶ要素など一つもないような不自由で不安定な環境に置かれていたパウロが、どのように神の恵みを数え、感謝と喜びをもって生きていたのかを学ぶことができるのです。 今日、あなたも厳しい現実に直面しておられるかもしれません。でも、パウロが説く「喜びを味わう秘訣」を適用してみましょう。まず、五つ、恵みを発見してみてください。どんな恵みを発見できましたか?次に、その一つひとつを、神さまに感謝してみましょう。そうする中で、必ず、あなたの心の中に、喜びが戻ってくることだと思います。
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘
ご感想は下まで(スマホ・パソコンの方向けです) forms.gle/j3zkw1Rccd6Y1bSg6
発行者名:高座教会 連絡先:info@koza-church.jp 住所:大和市南林間2−14−1
使徒パウロは、その生涯において三回の伝道旅行を行いました。その二回目の伝道旅行の途中、「マケドニアの叫び」(使徒16:9)を聞きました。 当初、マケドニアに行く事など考えてもいなかったパウロでしたが、宣教の主なる神さまは彼の人生に直接介入なさって、彼が熱心に祈り、綿密に立てた計画にストップをかけたのです。それは、パウロにとって、もっと素晴らしい道を神さまが用意しておられることを意味していました。こうしてヨーロッパに初めて福音が上陸し、フィリピの町にヨーロッパ最初のキリスト教会、この手紙のあて先であるフィリピ教会が誕生したわけです。 一般に『フィリピの信徒への手紙』は「獄中書簡」と呼ばれています。それは、パウロがこの手紙を獄中生活のなかでしたためていたからです。 ところで、この手紙の中に「感謝」(エウ カリス ティア)という言葉と、「喜び」( カラ )と言う言葉がよく出てきます。この二つの言葉の語源をたどると、「恵み」と訳される「カリス」というギリシャ語に行き着きます。つまり神さまからの恵みを知れば知るほど、私たちの内側に、感謝と喜びとが起こってくるからです。 実は、このところにこそ、監禁され、喜ぶ要素など一つもないような不自由で不安定な環境に置かれていたパウロが、どのように神の恵みを数え、感謝と喜びをもって生きていたのかを学ぶことができるのです。 今日、あなたも厳しい現実に直面しておられるかもしれません。でも、パウロが説く「喜びを味わう秘訣」を適用してみましょう。まず、五つ、恵みを発見してみてください。どんな恵みを発見できましたか?次に、その一つひとつを、神さまに感謝してみましょう。そうする中で、必ず、あなたの心の中に、喜びが戻ってくることだと思います。
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘
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