「そこで、私のこれらの言葉を聞いて行う者は皆、岩の上に自分の家を建てた賢い人に似ている。雨が降り、川が溢れ、風が吹いてその家を襲っても、倒れなかった。岩を土台としていたからである。」(マタイ7:24−25)
アメリカ人の医者スペンサー・ジョンソンさんが書いた『チーズはどこへ消えた?』を読みました。本を読んだ多くの読者の人生が変わったというふれこみで、大ベストセラーとなった本です。 二匹のネズミと二人の小人が「迷路」のなかに住み、そして「チーズ」をもとめて探しまわるという物語です。 「チーズ」とは、私たちの人生で求めるもの、つまり仕事、家庭、財産、健康、精神的な安定…等々を象徴し、「迷路」とは、チーズを追い求める場所、つまり、会社や、地域社会、家庭…等々の象徴だそうです。この物語は、私たちを取りまく急激な社会変化に、どのように対応していくべきかを考えさせるものでした。 ネズミは条件反射的に生き、そしてチーズにありつきます。しかし小人の一人は、そこで状況を分析することで忙しく、結局、チーズにありつけませんでした。ネズミや小人の姿と私自身がダブって見えて、とても面白い本でした。 私たちの周りにたくさんの「変化」があります。2023年も色々なことがありました。私たちは、「変化」に不安を覚えることもあります。でも「変化」はしばらくすると落ち着いてくるのかもしれません。このような時代だからこそ、変わることのないものを土台とすることこそ、「変化」に勝利する唯一の道であることを確認したいと思うのです。 最後に、信仰の先達の祈りをもって文を閉じましょう。 「神さま、変わることのないものを守る力と、変えるべきものを変える勇気と、この二つのものを識別する知恵をお与えください。」
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘
ご感想は下まで(スマホ・パソコンの方向けです) forms.gle/j3zkw1Rccd6Y1bSg6
発行者名:高座教会 連絡先:info@koza-church.jp 住所:大和市南林間2−14−1
アメリカ人の医者スペンサー・ジョンソンさんが書いた『チーズはどこへ消えた?』を読みました。本を読んだ多くの読者の人生が変わったというふれこみで、大ベストセラーとなった本です。 二匹のネズミと二人の小人が「迷路」のなかに住み、そして「チーズ」をもとめて探しまわるという物語です。 「チーズ」とは、私たちの人生で求めるもの、つまり仕事、家庭、財産、健康、精神的な安定…等々を象徴し、「迷路」とは、チーズを追い求める場所、つまり、会社や、地域社会、家庭…等々の象徴だそうです。この物語は、私たちを取りまく急激な社会変化に、どのように対応していくべきかを考えさせるものでした。 ネズミは条件反射的に生き、そしてチーズにありつきます。しかし小人の一人は、そこで状況を分析することで忙しく、結局、チーズにありつけませんでした。ネズミや小人の姿と私自身がダブって見えて、とても面白い本でした。 私たちの周りにたくさんの「変化」があります。2023年も色々なことがありました。私たちは、「変化」に不安を覚えることもあります。でも「変化」はしばらくすると落ち着いてくるのかもしれません。このような時代だからこそ、変わることのないものを土台とすることこそ、「変化」に勝利する唯一の道であることを確認したいと思うのです。 最後に、信仰の先達の祈りをもって文を閉じましょう。 「神さま、変わることのないものを守る力と、変えるべきものを変える勇気と、この二つのものを識別する知恵をお与えください。」
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘
ご感想は下まで(スマホ・パソコンの方向けです) forms.gle/j3zkw1Rccd6Y1bSg6
発行者名:高座教会 連絡先:info@koza-church.jp 住所:大和市南林間2−14−1